Forbes9月最新号に「『ロード・オブ・ザ・リング』でブレイクしたニュージーランドの鬼才」という記事があります。LOTRの監督でもあるピータージャクソンが自分の私財を投げ打って映画の為のスタジオや工房を作ったというものです
。私も何年か前からこの動きは注目していて、彼がLOTRをメジャーに売り込む為にウエリントンにWETAという特撮CG工房を作り、パイロットフィルムを作ったと言うエピソードは非常に興味がありました。きちんとしたパイロットフィルムを作ってプレゼンをしていくという考え方や、地元に映画産業を根付かせようとする心意気は非常に賛同出来るところです。
私もデジタル・キャンプ!を横浜に作るにあたって、次のようなコメントを設立書に書きました。
映画『ロードオブザリング』は、3部作で約340億円の制作費がつぎ込まれました。監督のピータージャクソンは、ニュージーランド出身の、それまであまりヒット作もない監督でしたが、彼の作品に対する情熱とニュージーランドを愛する思いが7年の構想の末、実現しました。
彼は、ニュージーランドでのロケを実現させるための、WETA WORKSHOPとWETA DIGITALという美術、造形、ミニュチュアの工房と編集、スペシャルエフェクト、CGの工房をニュージーランドの首都ウエリントンに作ってしまいました。制作スタッフは500人から1000人規模です。それ以外の映画に関わった人々の数は延べにして2万5千人ともいわれています。ニュージーランドは、この3本の映画で莫大な外貨と新しい技術、インフラと周辺産業を含めた雇用の機会をもたらしました。今、ニュージーランドは映画製作の誘致のために積極的です。ニュージーランドは400万人足らずの小さな国ですが、横浜も350万人余りです。同じような、映画製作の拠点がここ横浜にも出来れば、こんなに素晴らしいことはないと思います。
横浜は、5年後に開港150年を迎えます。それまでには、臨海の再整備と活性化が行われていくと思います。
私たちは、その中でデジタルコンテンツを発信できる新しい環境を作り出したいと考えています。

